シクロクロス選び
某さいたま県民が車を購入しようか迷っている頃、 自分はというと何台目かわからない自転車フレームの購入を思案していた。
条件は以下、
- シクロクロス
- ディスクブレーキ
- シートポストは、ISP
- 材料は、チタンもしくはステンレス
- できればオーダー
MTB は性に合わない、 しかし砂利道やいくつかの段差がある道、 そして雪の日を走ってみたいということでシクロクロスなんかが欲しくなった。
根っからのスノッブでるワタクシ。舶来ものにとても心が揺れる。 かといって予算と条件を勘案すると日本でオーダーするのがとても現実的。円安だし。
しかしなぜだろう、舶来ものがかっこ良く見えてしまうのは何らかの心のフィルターのせいであろうか?
ブランド的選択思考
Independent Fabrication
スノッブがオーダーする自転車の王道のように思われる。 チタン、ステンレス、スチールなんでもこい。ただしチタンを頼むとフレームだけで 50 万円超えそうな気配。
- デザインよし。
- ISP のオプションはできるかわからないが他はすべてできそう。
王道だけに自分以外のスノッブどもがうじゃうじゃ乗ってそうなのがマイナスポイント。
Desalvo
NHABS だかなんだかで TIG 溶接の賞を何度もとっている。
- 見た目のデザインがアメリカのオタクっぽい。悪い意味で。
- 腕は確かそう。
- 条件はすべて満たせそう。
ヘッドバッジのデザインが壮絶にイケテない。それだけがマイナス。 複数人で工場っぽく作ってるフレームより職人一人が手がけるっぽいフレームの方が気になるのだが…。
Breadwinner
つい最近知った。ビルダーの名前はなんとなく聞いたことがある。
- かっこいい。
- 腕は確かそう。
- スチールしかやっていない。
- ディスクブレーキで切るか不明。
- ISP できるか不明。
間に日本の代理店挟まないで注文する感じだが、 日本への発送もやってるみたいなので他のフレームよりやすく仕入れられそう。
Stoemper
- 見た目のデザインがアメリカのオタクっぽい。良い意味で。
- スチールしかやっていない。
- ディスクブレーキも ISP も標準オプションにあるので安心できる。
日本では JP sports が代理店やってるらしいが、 問い合わせのメール送ったところ無視された。
EmmeAkka
- 日本産!
- チタンもステンレスもスチールもおk。
- 日本語で話が通じるのでオプションも値段次第でなんでもやってもらえそう。
値段も舶来ものより全然リーズナブルだし要求を全部満たそうと思ったらここだが、 日本産というのが俗物的に…。
Equilibrium
- 日本産!
- ステンレスかスチール。
Speedvagen
- かっこいい。
- 高い。
- スチールのみ。
- ストックではなくオーダーしようとするとさらに高くなる。
いろいろなところにこだわってる気がする。 溶接を Desalvo さんがやって、 デザインを他の人がやるという、Desalvo の嫌なところをカバーしている。
素材的選択思考
チタン
- 高い!
- チタンは男の憧れ、永遠の輝き。
- メンテナンスに気を使わなくてよさそう。
- チューブが太そう。
ステンレス
- 高い!
- 素材的に曲げ加工ができないらしく、デザインに制限が。
- メンテナンスに気を使わなくてよさそう。
- いくつかのチューブメーカーのサイトを見たところ、44mm HT 用のチューブが無いような??
- ディスクブレーキにできるの?
値段的にステンレスにするくらいならチタンのほうが良いんじゃないかと思われるが…。
スチール (ステンレス以外)
- 値段そこそこ。
- メンテナンスに気を使いそう。
- それでも半年に一回で良いとは言うが…。