: O. Yuanying

日本海往復 Stage 3 志賀高原ー渋峠ー高崎

いつも通り6時半に目を覚まし、朝食を摂取。 この旅の三日目は志賀高原から渋峠までちょっと登った後は下りオンリーのチョー楽勝コース、110km。

高原の朝だ。

この旅の裏の目標であった渋峠を指す道しるべ。 いくら日本国道最高地点と言えど、昨日の間に標高1400m地点まで登ってしまっているので残りはほんのわずか。

よいしょよいしょと、寝て体が回復したかと思うとそうでもなく、 重い体にムチをうって坂を登る。時速 10km 出てるか出てないか程度。 自分の場合ノーマルクランクだと 13km/h くらい出せる坂までが適応範囲という感じ。 それ以下に落ち込んでしまうような急坂を登ると苦しくて苦しくてたまらない。

それでもだんだんと木の高さが低くなって行き、

今まで経験したことの無い高度に登りつつあるのだなあと実感。

到着。

渋峠は群馬県であったか。

この旅でわかったこと。

  • まだ乗り馴れていない自転車で長旅に出るものでは無い。
    • 短い距離ではわからない整備上の不具合が出る。
    • ポジションが出てないので尻が痛くなる。
    • ポジションが出てないので肩が痛くなる。
    • ポジションが出てないので手が痛くなる。
    • 5700 のシフターは 5600 のシフターより握りづらい。
    • ノーマルクランクは急坂で大変。

ほぼ自転車に対する不満であった。 帰ったらちゃんとポジション直してメンテしよう…。

登りきった後は。

とりあえず草津までダウンヒル。

憧れの森林限界!

思い切りスピード出るかというと、そうでもなく。 ブレーキをちゃんと効かさないと崖から落ちそうと言う恐怖が上回って。

いつの間に草津を通り過ぎ。

高崎まで 36km の表示。

そして高崎。

高崎は今まで自転車で通り過ぎた町の中で一番栄えていた。

輪行袋なんぞ重くて持ち歩いていなかったので、 コンビニでゴミ袋を買い、途中でおっさんが話しかけて来たのを適当にあしらいながら、包む。

駅で自転車を梱包してるとほぼ確実におっちゃんが話しかけてくるのはなんでなんだろう。 そのうちの半数は「ケイリンの選手かい?」と聞いてくるのもナゾだ。

新幹線に乗り、上野まで。上野まではたった1時間であった。