: O. Yuanying

風サーバーで自宅サーバの HDD を冷やそう

自宅サーバを運用していて一番気をつけなくちゃ行けないのが、サーバの温度管理だと思う。

空調の利いたデータセンターと違い、自宅の部屋の温度は0度から40度まで変幻自在。 こんな環境ではいかに最新のシステムでもひとたまりも無い。

その中でも HDD は温度変化に非常に厳しく、 45℃(室温30℃)を越えたり逆に35℃(室温20℃)を下回るとカーブを描いて故障率が伸びていく。さらに言えば筐体温度が20℃(室温5℃)を下回れば40℃(室温25℃)の時の6倍にも故障率が跳ね上がる。

これは要するに、単純に HDD にファンで風をあてれば良いというだけではなく、 温度変化に応じたファンのコントロールが必要だということを意味している。 冬場に HDD にファンで風をあてることはまさしく自殺行為と言っていい。

つまり、HDD が一定以下の温度(40度)になった場合は、ファンが停止するようなファンコントローラが必要ということ。

そこでおすすめなのがこちら、Scytheの風サーバー

ってか、会社の先輩曰く、「設定温度以下でファンOFFになるものは、現状これしか見つからなかった。」とのこと。

早速設定。

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ぺたっと温度センサーを HDD の丈夫に貼付けて、

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こんな感じ。

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起動してみたところ、HDD の温度は 29 度だったのでファンはオフに。うむうむよーし。

4月の半ばだというのに、HDD はまだたった 29 度なんですね、この状態でファンをあてていたらと思うと、、恐ろしい。。。