WindowsでWebKitをビルド 2
ソースコードの入手
最新版のソースコードをsubversionからチェックアウト。これまたなんのひねりもなく、Getting the Codeに書いてあるそのまんま。
Subversionでチェックアウト
おもむろにCygwinのシェルを立ち上げ、ソースコードをチェックアウトしたいディレクトリに移動してチェックアウト。
私は特に何も考えずそのままホームにチェックアウトしてしまったけど結構な量なので気になる人は別にパーティションつくってそこにチェックアウトとかしてる模様。
$ svn checkout http://svn.webkit.org/repository/webkit/trunk WebKit
Webkit Support Libraries のインストール
WebKit Support Librariesをダウンロードして「WebKitSupportLibrary.zip」という名前のまま解凍せずにソースコードをチェックアウトしてきたディレクトリのルートにコピーする。
$ /cygdrive/c/Documents\ and\ Settings/Administrator/My\ Documents/Downloads/WebKitSupportLibrary.zip ./WebKit/
追加ライブラリのインストール
さらに追加のライブラリをインストールするために以下のコマンドを実行する。
$ WebKit/WebKitTools/Scripts/update-webkit
本来はソースコードを最新にアップデートするコマンドらしいが、Windowsの場合は初回時に必ず実行しておかないと依存するライブラリが解決しないらしい。
ビルド
これで準備は終わり。あとはビルドを実行するだけ!
$ WebKit/WebKitTools/Scripts/build-webkit
この手順でやれば特に何の問題もエラーもなくビルドが終了する。何も失敗がないとドキュメント通りになってまったく面白みがないですね!
WebKit を実行してみる
WindowsにSafariがインストールされている場合は以下のコマンドで自分でビルドしたWebKitを使ってSafariが起動する。
$ WebKit/WebKitTools/Scripts/run-safari
さて、一通りビルドが終わって確認したのでソースコードを色々見てみますか…。