: O. Yuanying

小説版 電脳コイル 第一巻

電脳コイルにはまりまくっているので、調子に乗って小説版も買ってみた。

小説版 電脳コイル 第一巻

小説はアニメをそのままノベライズしたものではなく、登場人物の性格が違ったり、設定が違ったりと、なんとなく電脳コイルの雰囲気とおおまかなストーリーはそのままだけれども、別の話という感じの奇妙なものになっている。

アニメではまだ語られていないヤサコの金沢でのトラウマらしき片鱗も1巻から登場しているし…。って多分これは小説版オリジナルなんだろうなきっと。

一番の違いは電脳メガネに関する設定。

アニメでは大人も常用していると思わしきこのメガネも、小説版では13歳までの子供のみがかけられる代物で、13歳が過ぎると使えなくなってしまうらしい。

これじゃメガバアや玉子おばちゃんはどうするんだ??メガバアの描写もなんか苦しい気が。

電脳メガネが何故、13歳までの子供にしか利用することができないかについてはまだ1巻の時点では明らかになっていないけれど、この秘密が小説版の鍵なのかしら?

この説明が苦しいか苦しくないかで、小説版電脳コイルがSFになるかファンタジーになるか決まるんじゃないだろか。

SFになることを願いつつ二巻を読もう。