参照、それともコピー?
Blogで論争しているという週刊アスキーの記事を見て興味を持ったのでチラとのぞいてみると、確かに色んな論争が巻き起こっているようです。
確かに、、これはヒトコト突っ込みたくなるようなネタばかり。ということで私もなんとなくつられて論じてみよう。
ちょうどよさそうなエントリがこれ。
ウェブにおいて全文引用するという事が嫌な人がたくさんいるようだ。曰く、「精魂こめてしたため上げたドキュメントに対する冒涜と言えないか。」とか、「全文引用は冒涜とかそういう以前に嫌われるだろ」などなど、非常に感情的な論争が多い。そんななかでTim Berners-Leeの名前を出すのだから笑ってしまう。
その行為に嫌悪感を感じるかどうかといった感情論に関しては人種や国によっていかようにも変化するものであるから、WWWを論じる上でそのような主張は二次的なものだと思う。勿論重要だと思うが。
全文引用をやめさせたいと思うのなら論理的に攻めるべきだ。Tim Berners-Leeも言っている。「参照、それともコピー?」
どこか別の場所にある情報について言及する場合、その情報が「元の場所にあるままの方が良い理由」、「コピーする方が良い理由」についてそれぞれのメリットとデメリットをあげ、簡単にどっちのほうが良いのでこうしましょうとは言っていません。
この木村さんの全文引用に関して、全文引用した方が良いメリットというものをあげるとしたならば、
もしその情報が、例えばニュースの記事のように、なくなってしまう可能性のあるものなら、コピーを取っておかなければならないでしょう。
という事でしょうか?
ただ一言言うのならば、
もしあなたがコピーの方が使いやすいと感じたとしても、それは相対的なものであることを忘れないで下さい。
これに尽きると思います。