: O. Yuanying

テキストの編集 - TextMate基本チュートリアル

オリジナル: Editing Text

(キーボードショートカットを利用する際の規約についてTextMateのマニュアルを参照してください。)

一般的なナビゲーションキーの横に、いくつかの便利な(Cocoa/OSXアプリケーションや、例えばemacsのようなエディタから来た人にとって共通なほとんどの)ショートカットがあります。

キャレットの移動

  • ⌃F, ⌃B 文字の前後移動。
  • ⌃A, ⌃E 行の先頭と末尾への移動。
  • ⌃P, ⌃N 行の前後移動。
  • ??, ⌃V ページの前後移動。
  • ⌘J (Edit → Find → Jump to Selection) 選択位置をスクリーンの中央にする。
  • ⌃L キャレット位置をスクリーンの中央にする。
  • ⇧⌘J (Navigation → Go to Middle Visible Line) キャレットを現在表示されているスクリーン中央行に移動する。

また、キャレットを動かさずにWindowを動かすことができます。そのショートカットキーは⌃⌥⌘←→↑↓です。これは表示される編集領域を移動する簡単な方法です。

選択

  • ⌃W (Edit → Select → Word) 現在の単語を選択します。
  • ⇧⌘L (Edit → Select → Line)現在の行を選択します。
  • ⇧⌘B (Edit → Select → Enclosing Brackets) 'smartTypingPairs'で括られた部分を選択する(Preference Itemsを見よ)。 例えば中括弧や、 角括弧、 丸括弧、“<”、 “>”、 引用符などなど。
  • ⌃⌘←→ (Text → Move Selection → Column Left/Right) 選択領域を文字単位で移動します。
  • ⌃⌘↑↓ (Text → Move Selection → Line Up/Down)選択領域を行単位で移動します。
  • ⌥⌘A (Text → Edit Each Line in Selection) 選択した複数の行の全ての末尾に文字を挿入します。
  • ⌥F2 は、(右クリックのように)コンテキストメニューを表示します、そのため簡単に現在の単語のスペルを修正したり、選択領域の変換コマンドを使用することができます。

列選択

キーを押した状態で複数行にまたがる範囲を選択すると、列選択モードに切り替わります。行の代わりに列のテキストを編集することでいくつかの場所で役に立つでしょう。

Math Bundleに関連した列選択機能を紹介したムービーを見ることで、この機能をどう利用すれば良いのか理解できるでしょう。マニュアルには列選択に関する章が少しだけありますが、実際にどのようなことができるかを見るためにはムービーを見てください。

インデント

行の最初でタブキーを押すと、TextMateはその行において正しく見積もられた複数のタブを挿入します。もしすでにその行に適すとがすでにあった場合は、キャレットがその文章の最初の位置まで移動します。また、その行にすでに正しい数のタブがあった場合には、タブを一つだけ挿入します。- マニュアルより

もし、タブモードが 'Soft Tabs Mode' であった場合にはタブの代わりに指定された数のスペースを挿入します。

手動で行のインデントを調整したい場合は、⌘[ (Text → Shift Left)⌘] (Text → Shift Right)を利用してください。また、⌥⇥⌥⇤でも同じ事ができます。(⇧⇥と押します。)

⇧⌘[ (Text → Shift Indent Line/Selection) は現在の行/選択領域を自動的にインデントします。

ペースト時にはペーストされた文字やコードは自動的にインデントされます。この機能を一時的にオフにするには⌃⌘V (Edit → Paste Without Reindent)を利用します。また環境設定で常にオフにすることもできます。

コピーとペースト

標準的なコピー/カット/ペーストのショートカットに加えて以下のショートカットを利用することができます。

  • ⇧⌘V (Edit → Paste Previous) は前回コピーした内容をペーストします。
    • 一回以上この機能を利用すると、より古いコピー内容は次に挿入され、ペーストの履歴を残し、標準のペーストコマンドで利用できるようになります。例えば、
      • コピー「1」
      • コピー「2」
      • コピー「3」
      • ペースト→「3」
      • 一個前をペースト(⇧⌘V (Edit → Paste Previous))→「2」
      • 一個前をペースト→「1」
      • ペースト→「1」
    • ⌥⌘V (Edit → Paste Next) はまた、ペースト履歴の次のコピー内容をペーストします。
  • ⌃⌥⌘V (Edit → Paste from History) は現在編集中におけるすべてのカット/コピーした内容をポップアップメニューで表示します。一度、このリストから内容を選択すると次にカット/コピーするまで選択した内容がペーストされます。
  • ⌃D カーソル位置の文字を削除。
  • ⌃K⌃Y。Kill & Yank
    • カット&ペーストと同様に、KillされたものはYankすることができます。KillとYankは標準のコピー/ペーストと異なるバッファを利用しますが、「カット」はこのバッファ上書きします。(OSXの奇妙な振る舞いです。)
  • ⌃⇧K (Text Bundle → Delete Line) は現在の行を削除します。
  • ⌃⇧D (Text Bundle → Duplicate Line) は現在の選択領域もしくは行を複製します。
    • 領域を選択していた場合は、TextMateはその領域を複製し現在選択中の領域の後ろにそれを挿入します。この作業は複数回行うことができます。
    • 領域が選択されていなかった場合は、TextMateは現在の行を複製し、その後ろの行の後ろに挿入します。キャレットは新しく複製された行に移動します。

単語補完

  • ⎋ (Edit → Completion → Next Completion)

TextMateはシンプルで効果的な補完機能を(エスケープキー)で利用することができます。この補完機能は現在のドキュメントにあわせて単語を補完するでしょう。もし複数の候補があった場合は、を複数回押すことによって次の候補を表示することができます。また⇧⎋を押すことで前回の候補を表示することができます。- マニュアルより

検索と置換

検索と置換機能のためにたくさんのキーボードショートカットがあります。Edit → Findメニューで見ることができます。

注目すべき点は二点あります。⌘E は現在の選択領域を検索文字列とします。⇧⌘Eは現在の選択領域を置換文字列とします。この二つのショートカットと置換と検索のショートカットを利用することで、検索ダイアログをまったく使わずにすむことになります。

インクリメンタルサーチ

別の、(というか隠れた)機能がインクリメンタルサーチです。⌃S⌃⇧Sを使うことでインクリメンタルに検索します。

転置と変換

⌃T (Text → Convert → Transpose)のショートカットは転置を行います。テキストを選択していない状態でこのショートカットを実行すると、キャレットの周りの左右の文字を交換します。一行中の文字列を選択した状態でこのショートカットを実行すると、選択中の文字が反転します。また、選択が複数行にまたがっている場合は、行の順番を反転します。

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